News

公開日:2025.01.24
創業者の歩み・思い 起業について

続々)全然お金がないのに会社を設立しました。

遂にお金も尽きて身動きできなくなりました。

資本金500万を出資してくれた不動産の友人に相談するとマンションの管理を手伝ってほしい、と。
友人の事務所に行けば家賃は支払う必要がなく、何とか急場をしのげるかな?と考え手伝うことにする。
自分の仕事と友人の仕事の掛け持ちで必死に仕事をする。

そして、マンションの管理の仕事を3年ぐらい続けてやっていたところ、1995年1月17日の阪神・淡路大震災が発生。

事務所のビルは半壊で神戸港は使えず一切の仕事はSTOP.しかも、輸出にとって逆風の円高が襲う。

やはり、俺は アホやったんやな、と改めて自覚する。会社は大きな赤字を抱え、貿易の仕事も開店休業。両手両足を縛られ何も身動きできない状態。過去から現在まで振り返り自分の運のなさと能力不足を嘆く・・・・・・・

店じまいしてどこかに働きに行って借金を少しずつ返さねばならない。

残念。家族はどうなるのやろ?????子供たちは?眠れない日々が続く。

起業して10年もつ会社は1割か?
事業計画の甘さと運のなさ、すべては自分に責任がある。誰にも責任転嫁できない。( ;∀;)